50代・氷河期世代の年金|もらえる金額と受給開始の考え方

私の話

はじめに

老後を考えるうえで避けて通れないのが、「自分はいくら年金をもらえるのか」という問題です。
50代になって、初めて本格的に老後資金のことを考えた方も多いのではないでしょうか。
私もその一人で、実際に数字を確認してみると、かなり混乱しました。


年金の数字は3種類ある

私が確認したのは以下の3つです。

  • ねんきん定期便
  • ねんきんネット
  • 年金事務所での試算額

ところが——
どれも金額が違う
正直、初めて見たときは戸惑いました。
「結局どれが本当の金額なの?」と、多くの50代が感じる悩みです。


数字が違う理由

まず前提として、今は年金を払っている年齢なので、これから払う額によって金額が変わります。

  • ねんきん定期便
    現在までの加入実績に基づく「これまでの積立額の目安」です。将来の昇給や働き方、制度変更は反映されません。
  • ねんきんネット
    自分で条件を変えてシミュレーションできるため、入力次第で数字が変わります。
  • 年金事務所の試算
    保守的な計算が多く、少し低めに出ることがあります。担当者からも「目安」と「賞与を含まない」と説明されました。

私は「ねんきん定期便」を基準にした

数字がバラバラでも、私はねんきん定期便の金額を基準にしました。

理由はシンプルです。

  • これまでの実績に基づく数字だから、見えている数字で計画した方が現実的

まずは手元のねんきん定期便の数字を確認するだけでも、計画の土台として十分使えます。


受給開始は65歳に決めた理由

次に迷ったのが「いつから受給するか」です。
年金は60歳〜70歳の間で選べますが、正解は人それぞれです。
私は65歳から受給することにしました。

理由は主に3つです。

  1. 60歳から繰り上げ受給する事への不安
    繰り上げ受給は少ない年金をさらに減らすことになり、将来何十年も受給額が減ったまま生活するリスクがあります。
  2. 70歳受給は長生きリスク対策になるが現実的でない
    70歳まで働き続けるのは体力的にも精神的にも負担が大きすぎます。
  3. 65歳なら会社で働く選択肢もある
    再雇用制度を使えば、必要に応じて収入を確保できます。
    実際に私の会社には60歳を迎え、再雇用で働いている人もいます。

年金受給せずとも働くことで、年金や資産運用に頼りすぎず、安心して老後を迎えられると考えました。


今のうちに考えておく大切さ

受給する段階になると、不安や葛藤はさらに強くなり、冷静な判断ができないかもしれません。
だからこそ、今のうちに自分なりの受給タイミングを考えておくことが大切だと思いました。


まとめ

  • 数字も受給タイミングも人それぞれ
  • 年金の金額はどれも「間違いではない」が、未来は不確定
  • ねんきん定期便=現時点の積立実績の目安
  • 65歳受給=老後設計の前提

これを土台に、節約・積立NISA・副業など、自分でコントロールできる部分に意識を向けることが大切です。

年金だけでは、老後の生活に必要なお金がすべて賄えるわけではありません。
特に心配なのが医療費です。次の記事では、50代から老後にかかる医療費の目安や、負担を抑える方法を現実的にまとめます。

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