「自分は将来、いくら年金を受け取れるのだろう?」
そう気になって調べてみると、
- ねんきん定期便
- ねんきんネット
- 年金事務所で調べてもらう
など、いくつかの確認方法が出てきます。
調べ方によって金額が違うこともあるので、「どれが本当なの?」と戸惑ってしまう方も多いのではないでしょうか。
この記事では、年金額を確認する3つの方法と、それぞれの特徴をできるだけわかりやすくお伝えします。
年金、実際いくらもらえるの?
まずは知ることが第一歩です、数字と向き合ってみましょう。
厚生労働省の2024年度データによると、平均的な受給額はこのくらいです。
平均受給額(2024年度)
| 種別 | 月額 |
|---|---|
| 厚生年金 | 約150,289円 |
| 国民年金 | 約59,310円 |
(出典: 厚生年金保険・国民年金事業の概況(厚生労働省)をもとに作成)
会社員として厚生年金に加入していた方でも、月15万円台。国民年金だけだと5〜6万円台が現実のラインです。
「これで生活できるの?」と感じますよね。

私は50歳の時に家に届いた「ねんきん定期便」を見て、将来の年金受給額の概算を知りました。
厚生年金と国民年金合わせて月10万円台、とても不安を感じました。
自分の年金はいくら?簡単チェック
将来の年金額は、主に次の3つの方法で確認できます。
- ねんきん定期便
- ねんきんネット
- 年金事務所で直接調べてもらう
それぞれ計算の条件が異なるため、表示される金額が変わることがあります。順番に見ていきましょう。
① ねんきん定期便を見る
毎年、誕生月に届く「ねんきん定期便」には、
- これまでの加入期間
- 納付額
- 年金額の目安
などが記載されています。
ただし、表示される年金額は年齢によって計算方法が異なります。
50歳未満の場合
これまでの加入実績だけをもとに計算されています。
つまり、「今この瞬間に年金加入が終わったら、いくらになるか」という金額です。
そのため、将来の実際の受給額よりも低めに表示されることがほとんどです。
50歳以上の場合
現在の収入が60歳まで続くことを前提に計算された見込み額が表示されます。
実際の受給額に近い金額になることが多く、より参考にしやすい数字です。
② ねんきんネットで確認する
より詳しく知りたい場合は、「ねんきんネット」を活用する方法があります。
ねんきんネットでは、
- 将来の年収
- 働く年齢
- 働き方
などを自分で設定して、年金額をシミュレーションできます。
複数の条件で試算できるため、将来の年金額を確認する方法としては最も実態に近い結果が得られるとされています。

妻は50歳になっていないので、ねんきんネットでシミュレーションをしました。今後の予想を入れないといけないので、難しかったです。少し厳しいめに入力し、実際の受取額は目安として参考にしました。
③ 年金事務所で直接調べてもらう
年金事務所で直接相談する方法があります。
年金事務所では、
・これまでの加入記録の確認
・将来の年金受給額の試算
・未納期間や追納のアドバイス
などを、個別の状況に合わせて案内してもらえます。
特に、加入履歴が複雑な場合や、
「ねんきん定期便やネットを見てもよく分からない」という方にはおすすめです。
また、自分では気づきにくい
・未納期間の扱い
・受給額を増やすための具体的な方法
についても、その場で確認できるのが大きなメリットです。
利用する際は、
・基礎年金番号が分かるもの
・本人確認書類
を用意しておくとスムーズです。
事前に予約しておくと、待ち時間も少なく安心して相談できます。

夫婦の年金の正確な額を知りたいと考え、年金事務所に直接行って相談してきました。ねんきんネットやねんきん定期便より少ない金額が出ました。「今後の賞与等は含まれないので低く出る」「実際は60歳間近でないとわからない」と説明を受けました。
なぜ3つの方法で金額が違うの?
金額が違って見えるのは、計算の前提条件が異なるからです。
| 確認方法 | 計算の特徴 |
|---|---|
| ねんきん定期便(50歳未満) | 現在までの実績のみ |
| ねんきん定期便(50歳以上) | 60歳まで働く前提 |
| ねんきんネット | 条件を変更して試算 |
| 年金事務所で相談 | 現在までの実績と60歳まで働く試算 |
金額に違いが出るのは、珍しいことでも、どれかが間違っているわけでもありません。
まとめ
自分の年金額の目安を知りたいときは、次の2つを確認してみてください。
- ねんきん定期便
- ねんきんネット
なかでも、将来の働き方を自分で設定して試算できるねんきんネットを使うと、より現実に近い年金額を把握しやすくなります。
ねんきんネットが少し難しい。
そんな方はねんきん定期便の右下の合計額が参考になります。
こちらは今後転職や退職、昇給や減給、今後の雇用形態によって金額が変わりますが、
このまま働き続ければいくら受け取れるのかの目安として参考になります。
「なんとなく不安」で終わらせず、一度自分の数字を確認してみることが、将来の安心につながる第一歩です。






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