はじめに
最近、ニュースやネットで
「初任給が上がっている」
という話をよく見かけます。
私が働いている会社でも、給与改定により初任給は上がりました。
ただ、改定の内容をよく見てみると・・・
少し気になる変化がありました。
それは、
昇給の仕組みが細かく分けられ、1回あたりの昇給額が小さくなっていた
という点です。
初任給は上がったように見えても、
生涯賃金が大きく増えるとは限りません。
この記事では、
私が実際に見た給与改定の現実、
氷河期世代と今の新卒社員の違い、
そして会社任せにしないための備えについてまとめます。
初任給が上がる理由
まず、なぜ初任給が上がっているのでしょうか。
人手不足で採用競争が激しい
少子化により若い世代の人数が減り、
企業は新卒社員を確保するために、初任給を引き上げる傾向があります。
物価上昇で生活コストが高い
家賃や光熱費、食費など、生活コストは年々上昇しています。
都市部では、一人暮らしの家賃だけで月5〜7万円かかることも珍しくありません。
初任給が低いままでは、生活が成り立たない現実があります。
求人広告で目立たせたい
初任給やボーナスの金額は、求人広告で分かりやすく目立つ数字です。
企業側としては、まず「入口の数字」を良く見せたい意図もあります。
就職氷河期世代と今の新卒社員の違い
私たち氷河期世代が就職活動をしていた頃は、
求人自体が少なく、正社員の枠も限られていました。
「選ぶ」以前に、
働ける場所を見つけるだけで精一杯
という人も多かったと思います。
一方、今は企業が新卒社員を取り合う状況です。
初任給も高めに設定され、就職環境は大きく変わりました。
若い世代が、私たちほど苦労せずに社会人生活をスタートできることは、
決して悪いことではありません。
むしろ、素直に「良い時代だな」と感じる部分もあります。
氷河期世代50代が見た、昇給制度の変化と影響
私の会社では、昨年度の給与改定で初任給は上がりました。
その一方で、昇給の仕組みが変わりました。
例えば、
- これまで:年1回 約1万円の昇給
- 改定後:年1回 4,000〜5,000円程度の昇給
昇給がなくなったわけではありません。
ただ、実感しにくい金額になったのは事実です。
この制度変更をきっかけに、若い社員が数人転職していきました。
退職までの期間が比較的短い私よりも、
これから何十年も働く若い社員にとって、
将来の昇給幅が小さくなることは、大きな判断材料になったのだと思います。
企業の狙いと社員の現実のズレ
企業側の狙いは、ある程度想像がつきます。
- 初任給を上げて採用を有利にしたい
- 人件費全体は抑えたい
- 評価制度を細かくして管理しやすくしたい
その結果、
表向きの数字は良く見えるけれど、働く側の実感は伴わない
というズレが生まれることがあります。
新卒社員を迎えたい一方で、
若い社員ほど転職しやすい時代でもある。
そんな矛盾した状況が、今の職場にはあります。
私が選んだ「会社に依存しすぎない備え方」
今回の給与改定を見て、私は強く感じました。
自分の将来は、自分で守らなければならない
そこで、考え方を切り替えました。
昇給を待つのではなく、自分で収入源を増やす
- 節約(家計の固定費の見直し、無理のない範囲で)
- 副業(本業以外の仕事、資格取得の勉強など)
- 投資(つみたてNISAなど、安全な方法で)
会社の給料だけに依存せず、
自分で積み上げる収入の柱を作ることが、
今の私にとって最も現実的な選択だと感じています。
まとめ|初任給アップに惑わされず、現実的に備える
- 初任給が上がる理由は確かにある
- しかし、昇給幅が変われば将来の収入設計も変わる
- 氷河期世代と今の新卒社員では、置かれている状況が違う
- 会社だけに依存せず、自分で備える視点が大切
「給料はいつか上がる」と信じられた時代は、終わりました。
だからこそ私は、
会社に依存しすぎず、
自分の人生を守るために行動していきます。
皆さんも、
静かに現実を受け止めたうえで、
自分に合った備えを考えてみてください。



コメント